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男おいどんが、鹿児島の"まち"づくりや日々の出来事を書いています


by sumikazu-kago
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女王にタメ張り(笑)!奄美の海岸・畑を紀行する

こんばんわ。男おいどん ごわす。

きのうの「まちかご」

「奄美の唄・グルメを紀行する」

を書いたら、同じ日にブログ界の女王 眞鍋かをり どんが奄美の放浪記ば
書いちょる!
とMKBF(まちかごブログフレンズの略(笑))の 広告鳥 どんからお知らせがありもした。

ついにおいどんもブログ女王にタメを張るまでになりもしたか。。なーんて。
女王にタメ張り(笑)!奄美の海岸・畑を紀行する_c0051873_20193751.jpg
(写真は美しい奄美の海岸線)
んで、そのブログはこちらごわす⇒眞鍋かをりのぶらりひとり旅

さて、
おいどんも、女王眞鍋どんも、奄美の『 鶏飯 』に舌鼓をうったわけ
ごわすが。。

島唄に象徴される独特の生活リズムのある

奄美大島

じゃっどん!!よかこつばかり ちゅうわけにも
いかんようごわす。。

奄美大島は、実は産業がない。
たとえば、名瀬市の生活保護の受給率は3パーセント近い。
(鹿児島市も全国平均より高いが1.5パーセントくらい。)

さとうきびで黒砂糖つくってるでっしゃろ?

ちゅうた おまんさぁ、よく知っちょいやった!
じゃっどん、いまは大した産業ではない。

じつは奄美の黒糖焼酎の原料の9割超は
外国産のものだったりする。

国の保護政策でようやく栽培を続けているっちゅうのが現実。

大島紬(おおしまつむぎ) あーっ、東京都の伊豆大島ではなくて、

奄美大島の特産でごわすよ、念のため。

これも今は最盛期の半分以下。

じゃあ、何で生活してくのよ、ちゅうと、
国の補助金事業=公共工事ですわな。

「奄美群島振興特別措置法」ちゅうのが50年ちかく続いている。
(もとは昭和28年の本土復帰にともなう”特別措置”なのでごわすが、
ずーっと特別扱いがつづいている)

産業が育たないまんま、経済は全国化・グローバル化していって、
農産業は、さとうきび以外壊滅。
女王にタメ張り(笑)!奄美の海岸・畑を紀行する_c0051873_20372563.jpg
(写真はあきらかに旧耕作地)

価格ではかなわないから、
地元で米・野菜つくらなくなっちゃったんでごわすなぁ。

うーん、6月のおわりにふれた甑島(こしきじま)とおんなじ構図。。

観光も沖縄返還(1972年)までは、

日本の南国・最南端みたくいわれておおかったが。。
いまは、ホンとの南国ハワイ・グァムとか、沖縄にみんな行っちゃうので、
ふるわなーい。

うーん、うーん、なんとかならんか奄美!
チェスト!あまみ。

ただ、奄美群島のなかで
沖永良部島だけは、ややよさげなイメージが。

ゆりの花・球根に代表される花卉(かき)栽培がけっこう産業になっちょる。
ほんで島の知名町とかは、出生率が2.38とか、めっちゃくちゃ高いらしかです。

コミュニティが生きている=近所みんなが仲良くて、
子どもの面倒をみてくれる、安心して働ける
(はたらけるちゅうことは、当たり前ぢゃっどん仕事もあるちゅうこと)
ちゅうことらしい。

やはり、めしが食えて、安心して生活できるのがなにより大事ということでごわんそかい。

究極の地域振興とは、
おのれの故郷、暮らす地域で
日々の糧(かて)にこまらず生活できるように
なることではあるまいか。
実際にそれができなくなっている地域が増えているのは
あげてこの国のかたちをつくってきたと自負する
明治以来の官僚政府の責めを負うところといえまいか。
(うーん、きょうも司馬先生調。)

むずかしいなぁ。

司馬先生調はつかれるんで、きょうはこの辺で。
by sumikazu-kago | 2005-07-26 20:58 | 旅かごしま